ボトックス(ボツリヌストキシン)治療
ボトックス(ボツリヌストキシン)治療
歯科でボトックス?と言われると疑問を持たれるかと思います。主に美容業界で使われる言葉ですが、当院で行っているボツリヌス治療とは、口腔周囲の筋肉を緩和する作用を利用して歯や肩こり、片頭痛などといった諸症状にアプローチしています。これは歯科治療を行うにあたってにとって非常に重要なのです。
ボツリヌストキシンは、ボツリヌス菌から抽出されるタンパク質の一種です。このボツリヌストキシンが筋肉の働きを緩和してくれるのです。
噛むときに使う筋肉に“咬筋”があります。咬筋は非常に大きく、強い筋肉です。咬筋が発達し過ぎると、歯ぎしりや食いしばりによるセラミックの破損や、顎関節症を引き起こします。
効果は施術後、2~3日後からあらわれます。効果の持続期間には個人差がありますが、4~6ヶ月ほどです。効果を持続させたい場合は、3~5ヶ月ごとに施術を受けることをおすすめします。1ヶ月ほどすると、お食事をする際に顎が疲れるような感覚が出てきます。